【第1話】留学経験者が語るイギリス留学のリアル 〜現地の英語と食事は舐めてかかるな!編〜
こんにちは!
大学生の中には、留学を控えていたり、また留学に興味を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回の記事では、イギリス・レスターに約1年交換留学に行った経験を持つ私が、留学前に知りたかった、イギリス留学のリアルについてお話しさせていただきます。
語学留学や交換留学前に知ることで役に立ったり、留学により一層興味を持ってもらえるような情報も書いているので、是非最後までご覧ください!
①食事 イギリス料理は噂通り美味しくないの?
これについては、私も留学に行く前から懸念していたことのうちの1つです。結論から申し上げますと、正直感動するほど美味しいものに出会うことはあまりなかったです。もちろん味覚は人それぞれで主観も絡むので断言はできませんが、やはり日本人向けに作られてるわけではないので、味付けがシンプルで、そこまで美味しくないと感じてしまう方が多いのではないかと思います。
しかし、イギリス料理で一番メジャーなフィッシュ&チップスやカフェのモーニングなどは個人的には美味しいと感じましたし、多民族国家なので街を歩けばイギリス料理以外にも様々な国のレストランがあり、選択肢はたくさんあるので、困ることはないと思います。それに、寮生活の場合、ほとんどの食事は自炊になるので、日本食が恋しくなれば自分で作ることもできます!そこまで心配することはないと思います。
②物価 円安には気をつけろ!
物価については、イギリス国内のインフレの影響ももちろんありますが、私の場合は円安の影響を大きく受けました。留学前のポンド円は1ポンド150円ほどだったのですが、留学が始まる頃には1ポンド180円ほどまで上がってしまい、財布に大ダメージを受けることになりました。どんなものを買っても日本で買う2倍ほどの値段がするので、購買意欲が著しく低下しました。小さな買い物ならそこまで影響は大きくないですが、寮の家賃や授業料をポンドで払うとなった場合、10万単位で額が変わることも場合によってはあります。
物価は自分でコントロールできるものではありませんが、結果論として私はもっと前からポンドをたくさん持っておけばよかったと心底思いました。FX投資を勧めているわけでは決してないですが、為替の動向を注視しておくことで賢い決断ができるかもしれません。
③気候 ずっと曇りって本当?
私は秋頃にイギリスに渡ったのですが、そこから春まで体感で快晴の日は数えるほどしかなかったと思います。私の寮には乾燥機があったのでよかったですが、もし外に干したら絶対乾かないだろうなと感じていました。それに、急に雨が降ったり止んだりすることが多々あり、イギリス人が傘を持たない理由が理解できました。気温に関しては、緯度が高いこともあって、秋にはすでに寒く、冬はさらに寒さが厳しかったです。しかし、日本ほど風が強くないので体感としては耐えられなくもないといった感じでした。
秋以降に滞在する場合は防寒具は持って行ったほうがいいと思いますし、日光に当たらない日が多いと、ビタミンDが不足することがあるみたいなので、気になる方はビタミン剤を持って行った方がいいかもしれません。
④言語 想像以上に難しい?
言語については、過去の記事でもお話ししましたが(https://www.sora.ing/posts/103)、イギリス人の話す英語は、いわゆるブリティッシュアクセントという独特の発音を持っているので、アメリカ英語で小学生から学んできた日本人からしたら慣れるまでに時間がかかると思います。それに、イギリス、特に私が行ったレスターには移民が多く、他のヨーロッパ諸国からアフリカ系、中東系、アジア系までそれぞれがそれぞれのスタイルの英語を話します。その分、コミュニケーションを取るのが難しいと感じる場面も多いとは思いますが、いろんな種類の英語に触れることで本当の意味での英語力も鍛えられると思うので、いい環境とも言えるのではないでしょうか。
視点を変えれば、日本人は日本スタイルの英語を話していい、ということです。もちろん伝わらなければ仕方がないですが、意思疎通が取れれば、発音をイギリス人やアメリカ人に無理して寄せる必要はありません。自分は自分らしく、堂々と話すことが大事です!
⑤交通機関 チケットが安い時間帯を狙え!
私が滞在したレスターはイギリス中央部に位置しており、他の都市へのアクセスが比較的よかったため、結構多くの年に行きましたが、手段としては、電車やバスがほとんどでした。チケットは、電車はTrainline、バスはNational Expressというアプリを使って買うことが多かったです。チケットの値段は変動制で、前もってチケットを買ったり、深夜の時間を選んだりすれば、だいぶ安く移動できるので、旅行は前もって計画しておくことで節約することができます。私はロンドンからレスターまでの片道を、電車なら6000~9000円ほどかかるところをバスで2000円で帰れたこともあるので、安いチケットを探してみましょう!
しかし、イギリスの交通機関で気をつけなければいけないのが、労働者のストライキです。この影響によって、買っておいたチケットがキャンセルされたり、電車やバスが大幅に遅延したりすることがあります。私は、チケットのキャンセルと電車の1時間ほどの遅延しか経験がありませんが、目的地までの途中で降ろされて、そこからタクシーしか手段がなかったといった話も聞いたことがあるので、前もって最悪の事態に備えた計画を立てておくことは重要だと思います!
以上、今回はイギリスでの生活環境を中心にお話しさせていただきましたが、いかがでしょうか。日本での生活とは異なり、最初はストレスがかかる部分もあるとは思いますが、それも含めて、面白い経験、エピソードになります。これからイギリスに留学に行かれる方には私のアドバイスが役に立ったら嬉しいです!
今回だけでなく、留学のリアルについて、続々と発信していく予定です!次回の記事では、現地での講義や綺麗事だけじゃない寮生活、人間関係の本音などを中心に役立つ情報をお届けしたいと思います!そちらもぜひご覧ください!
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