【第2話】留学経験者が語るイギリス留学のリアル 〜留学は寮も遊びも人間関係が命!編〜
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こんにちは!
大学生の中には、留学を控えていたり、また留学に興味を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
前回の記事では、イギリスの食事、物価、言語、交通機関についてお話しさせていただきました。まだご覧になってない方はぜひ読んでみてください!
今回の記事では、イギリス・レスターに約1年交換留学に行った経験を持つ私が、綺麗事だけじゃない寮生活の実態や人間関係の本音、経済的に詰みかけた医療保険制度の話、危険薬物や窃盗のリスクが絡むナイトクラブの実情までお話しさせていただきます。ぜひ最後までご覧ください!
①寮生活 同居人は運ゲー?
留学といえばホームステイやアパート生活など選択肢はいくつかあるとは思いますが、私は、10人で1フラットの寮で生活をしていました。シャワー、トイレ、キッチンは共用で部屋は個人で分かれているという形でした。家賃は、ガスや電気を含めておよそ7万円くらいで、トイレットペーパーやゴミ袋などの消耗品は寮のメンバーで割り勘で買っていました。同居人については、地元のイギリス人やウクライナ人、アメリカ人、香港人、ネパール人と多様でした。寮生活の中で一番大変だったのは、キッチンの衛生管理で、自分は綺麗に使っても汚したままにする人がいたので、掃除が大変でストレスが溜まりました。初めは平和に過ごしていたのですが、新しい同居人が入ってきた後、その人がやっているかは不明ですが、トイレがめちゃくちゃに汚されたり、キッチンが水浸しにされたりといった事案が発生し、同居人の間でトラブルになりました。
私はそこまで潔癖症ではないので、苦痛は大きくはなかったですが、日本の自分の家とは訳が違うので、綺麗すぎる衛生感覚は捨てた方が良いかもしれません。しかし、悪いことだけではなく、寮生活によって同居人とはとても仲良くなり、いい思い出もたくさん出来ました。自分から心を開いて仲良くなることは良い寮生活を送る上でとても重要だと思います!
②講義 怠惰な人じゃムリ?
講義については、日本の大学とは異なる点についてお話ししたいと思います。もちろん大学によってスタイルは異なるので、あくまで私が行った大学の話にはなりますが、まず1つの特徴として講義がレクチャーとセミナーの2つに分かれているということが挙げられると思います。レクチャーはいわゆる教授が一方的に話す講義のことで、セミナーではレクチャーで学んだ内容をグループワークで実践します。僕の場合は、週1回レクチャー、週2回セミナーがありました。また、少人数クラスだったので、セミナーでは特に学生同士で話し合うことが多く、プレゼンをする機会も多かったと思います。
もう1つの特徴として挙げられるのが、予習に重きを置いているという点です。1週間で講義に割く時間はおよそ8時間ほどで、日本の大学と比べると少ないように感じます。しかし、その分予習として読んでこなければいけないものがあったりと課題はその分多いかもしれません。予習をしないとついていけなかったりするので、自由時間で自分をしっかりとコントロールする力が必要になります。
③人間関係 全員陽キャ?人見知りでも大丈夫?
みんなが英語を話す異国の地で友達ができるか不安な方は多いのではないでしょうか?私もその1人でした。それに、私は人見知りなので、なおさら不安でしたが、実際に行ってみたら、思っていたよりも友達ができました。その要因として考えられるのが、フレンドリーな人が多いということです。日本人が冷たいとは思いませんが、他人との壁がイギリスではあまり厚く感じることはなく、英語に敬語がないこともあって(厳密にはありますが)、仲良くなるスピードは早かったです。なので、人見知りな人ほどイギリスの方が友達ができやすいのではないかと個人的に思います。
しかし、こちらから仲良くなろうという意思がなければ友達はできません。アニメや漫画の影響で日本人に興味を持ってくれる人はとても多いので、自分から心を開いて笑顔と愛想を振り撒きましょう!また、日本のことをしっかりと知っておくことで、文化理解も進んでより深い関係になれるので、事前勉強も大切です!
④飲み会・パーティー 欧州人は酒豪?
現地の人は友人とお酒を飲んで過ごすのが大好きな人が日本よりも多い印象でした。パブと呼ばれる日本でいうバーのようなところでゆっくりと飲むこともあれば、クラブで一晩中騒いでいるということもありました。私は、騒がしいところがあまり好きではなかったので、クラブに行くのは正直気が進まなかったですし、実際行ってみてもすぐに疲れてしまったので、苦手な人は苦手だと思います。とは言いつつも、一緒にお酒を飲むことで多くの人と仲良くなったのも事実で、無理のない範囲で交友関係を広げてみてはいかがでしょうか。
しかし、お酒にトラブルはつきものです。私の経験では、危ない目に遭うことはありませんでしたが、見知らぬ人からクラブで薬物を勧められたり、一瞬目を離したすきにダウンジャケットを盗まれたりということは経験したので、危険は身近に潜んでいます!酒に呑まれて身を滅ぼすことがないようにしましょう!
⑤医療 民営の病院は超高額!
私は病院に行ったのは1年で1回だけで、体調がすぐれなかったため、民営の病院で症状を伝えたところ、血液検査を行うことになり、費用を聞いたところ、15万円ほどかかると言われ、魂が抜けそうになりました。幸いにも私は日本の保険で全て賄うことができたので、大ダメージを受けることはありませんでしたが、保険に入らずに、何も知らずに血液検査を受けていたら危ないところでした。
https://www.england.nhs.uk/east-of-england/
原則、留学ビザを取る際にNHS(国民保険サービス)への加入が求められ、NHSの病院へ行けば例外はありますが、基本的に無料で診察が受けられます。しかし、無料であることもあっていつも混んでいるらしく、すぐに受診しなけれな行けない場合は民間の医療サービスを選ぶしかないということもあるそうです。イギリス渡航前に日本の保険会社のサービス内容をしっかりと確認して民間の病院でサービスを受けても大丈夫かどうかの確認はしっかりとしておきましょう!
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